近年のABSユニットの小型化は驚くばかりです。
下の画像のユニットは、DUCATI モンスター1200SのABSユニットです。ユニットの小型化に感心しました。

メカニズムに興味がない方には、小型についてピンとこないと思います。下記の画像は各車のABSユニットです。右からBMW R1150RS R1200ST F800R ヤマハMT-09です。右側から左側に、どんどん小さくなっています。これは各車体の製造年と比例しています。一番古い車体である BMW R1150RSのユニットの巨大さが目を引きます。重量も信じられないくらい重いです。

私はABS自体、どちらかというと否定派に近い消極的派だったのですが、最近は考えが変わりました。ABSユニットの小型化、軽量化によって車体のスペースや操安性への悪影響は相当減ったでしょうし、なにより初心者の握りゴケに対する安全性は絶大です。私は旧車を好む昭和脳の人間ですが、やはり進化は偉いと、心底実感します。