晴れた日曜日にバイクで出かけようと思いましたが、まだまだ暑く遠出はシンドそうですので近場の神社にお礼参りに行きました。山梨県上野原市に鎮座する、軍刀利神社と一宮神社です。
軍刀利神社に向かう道は途中から狭く路面は荒くなります。さらに洗い越しを抜けることにより神社へ到着した際の神秘感や異境感が増えます。ここは日中でも鬱蒼としていまして、神聖な何かを感じます。
駐車場は急坂で、バイクを止めるにはけっこう難儀します。私のR60のエンジンは低圧縮ですから、ギアを入れて駐車してもリアが動きそうで怖いです。そういえばエンジンをオーバーホールする前は、同じ場所で駐車して、ギアを入れても後輪が動いてバイクが下がりまして慌てました。変なトコでエンジンをオーバーホールして良かったと実感しました。
石段はけっこう長く急で石も割れている箇所もありまして、運動不足の私には堪えますが、それでもお参りを済ませますと、汗をかいたおかげでしょうか気分良好になりました。
山梨県 一宮神社
次は一宮神社です。以前友人に「お前は似たような神社ばっか行くけど何が楽しいのか?」と言われまして返答に困ったことがありましたが、確かにそうなのですが、神社と近くの集落はセットみたいなものでして、神社の氏子のほとんどは地元の方でしょうから、大事にされている神社は、維持管理する集落の人も立派でしょうし、そういった場所にいるだけでも、こちらも良い気分になれるのです。
こちらの一宮神社の裏側に集落がありますが、なかなか良い眺めの集落で私の好みです。一宮神社はよく走る道の途中にあるのでいつでも参拝できると思っていたので、ついついお礼参りを忘れていました。
ぶどう峠経由の帰路
参拝を終えて時間がまだ早かったので、大回りして東京に戻るルートにしました。山梨県道610~長野県道108を用いて信州峠を超えてぶどう峠に向かい、秩父から東京に帰ります。
昔はなんという事なく短く感じたルートですが、R60と今の年齢ならばお腹いっぱいになるコースです。翌日、神社の長い石段を登ったせいか、少ない休憩で走行したせいか、ふくろはぎが筋肉痛になりました。心地よい疲労でして、運動嫌いの私は頻繁にツーリングに行かねばいけないと実感しました。