当店スタッフのYが、以前より気になっていた Moto Guzzi V85 TTを中古車ながら購入しました。
車両が到着したばかりで、まだ走ることができないのですが、とりあえずファーストインプレッションをお届けしてみたいと思います。
Buellのモデルを思わせるコンパクトさ
ぱっと見た感じ、全体的には、画像などで見た通りコンパクトな印象です。短く感じるホイールベースに存在感のあるVツインエンジンが搭載されているせいか、どことなくBuellを思わせる雰囲気です。このコンパクトさはムルチストラーダやBMW GSにはない特色ではないでしょうか。
ハンドルを持って押して見ると、重心はやや高く感じますが、ハンドルの切れ角が大きいので腰をシート側面に当てれば、むしろ取り回しは楽に感じます。身長180cmの私が乗車してみると、コンパクトなボディながら窮屈さを感じることはありません。
ポジション
ややハンドルが手前かなと感じましたがこれは調整で対応できる範囲内でしょう。スリムなシートなので、海外メーカーのアドベンチャーモデルとしては足付き性は良い方かと思います。それでも180cmの私で、かかとが浮くと言った感じではありますが。
装備や各部質感など
ルマン3やカリフォルニアなどのモトグッチの旧車に乗っていたものとからすると、LEDとなった灯火類や標準装備のUSBポート、液晶画面のメーターパネルやスマホやインカーコムとの連携機能(オプション)など最新モデルらしい先進的機能に圧倒されましたが、それ以上に1990年代のモト・グッツィのモデルと比べて格段の差を感じたのは、細部の優れた質感です。
特にタンク周りや前後フェンダーのプラスチック成型部分は高級感があり、洗練されたデザインと相まって、印象深いものがありした。
以上ざっとインプレッションしてみましたが、やはりこのモト・グッツィ V85 TTのようなバイクは長距離を走ってみないとその魅力は分からないかと思います。ツーリングなどできるようになったら、再度レポートしてみたいと思います。