バイクは実用というよりは、趣味の乗り物という側面が強いので、色々な要素を含むと思いますが、
私は大雑把に下記の通りに分類しています。
1.スポーツとしてのバイク
2.工学として
3.機械いじり、メンテナンス
4.乗り味などの感覚、批評
5.鑑賞品として
私のバイクに対するスタンスは、3と4のカテゴリーが殆どで、不足しているのが5です。
ツーリング時の防寒や安定性などを求めてゆくと、5の要素への興味は昔に比べてずいぶんと変化し、
今は機能美に変化しました。
バイクを見て、初めて「カッコイイ!」と感動したバイクは、
ロケットカウルを装着したドゥカティ 750SSです。
この時の感動は今でも覚えていまして、今見てもカッコイイと思います。
若い頃は、色々と愛車を改造して悦に入っていましたが、
機能を重視し始めると、外観への興味はだんだんと失われました。
画像のバイクは、先日入庫したBMW R100RTです。昔、初めてRTを見た時、「なんつー格好悪いバイクだ!」と呆れ、こんな格好悪いバイクは、他に存在しないだろうと思いまして、RTに限らず、私はツアラー全般の大型カウルが格好悪く思っていましたが、不思議なもので、最近はツアラー車(モトグッチ ノルジェ 1200GT )を眺めていると、なにか格好良く見えます。
なにより防風性能に優れていそうですし、どうやって空力性能を高め、ハンドリングへの悪化を阻止するのだろうかとか考えていると、興味は尽きません。最近は大型カウルを装着したツアラー車を所持していますから、「嫌い嫌いも好きのうち」だったのでしょう。