モトグッチ V65SP レストア その6 クラッチ・エンジンマウント編

いくつかの部品が欠品していて進行が止まっておりましたが、部品が到着しましたので、出来るトコまで組み上げました。

クラッチディスク

クラッチディスクの厚みは使用範囲内でまったく摩耗していませんでしたが、なにせ40年くらい前のディスクですので新品に交換します。当時のV65用のディスクとは形状やディスクのスリットの有無など変更されています。

ファイナルのディスクカバーの色は黒色に塗装されていたのをすっかり忘れていまして、慌てて塗装しました。

ステムシール

スモールブロックにはバルブのステムシールが装着されます。本品はBMWの2バルブやルマン3にはありません。存在をすっかり忘れていて、後で慌てて注文をした分がやっと到着しました。形状は通常のステムシールとは違いまして、他車の流用は出来ませんでした。

このV65SPは各部のネジの状態が良くて、いじっててテンションがあがります。ネジは車体の程度を正直に語ってくれるよきバロメーターです。

今回でようやくエンジンをフレームに乗せることができました。エンジンがマウントされるとかなり進んだ気になります😅